はじめに
アートスパークに人生をかけている私(マルオ)の、これまでのアートスパーク関連記事はこちらです。おかげさまで、最も人気のある記事↓↓では、クリップスタジオのすばらしさをまとめています。
第3四半期決算の分析記事はこちら
今週のアートスパーク
今週のアートスパークは前週比8.2%(91円)の下落。きっちり決算暴落です。
日足チャートから振り返ります。
10月の月次が順調だったこともあり、一時1,100円を奪還。しかし終わってみれば1,017円で終了しました。「決算暴落したけど、すぐ戻るじゃん」勢を焼き尽くした結果に。
週足チャートです。今週も陰線?と思いましたが奇跡の陽線。さらに980円の窓を埋め下値目途も消化。さて先週の株価予想を振り返ると・・・
下限は9週移動平均線~13週移動平均線辺り、ということで、980円前後が下値になると思います。
下値は964円までありましたが、これは的中と言っていいでしょう!それでは10月8日に発表の、10月月次を振り返ります。
10月月次を振り返る
新規出荷本数
10月の新規出荷本数は約48万本でした。私の予想では40万本程度でしたので・・・8万本も上振れ。新規出荷本数のペースは全く衰えていません!まだまだクリスタの開拓余地はありそうです。
App版シェア
本来なら、3月・6月・9月以外はApp版シェアが高まるはずなのですが、10月は低調。製品版の調子が良いのでしょうか?私の予想数値も調整が必要です。
サブスク契約進捗率
10月は+13%。2021年平均値程度の伸びで決着。こちらは順調ですが・・・
10月6日より「CLIP STUDIO PAINT」のアクティベーションコードが、株式会社ワコムのペンタブ
レットWacom Intuosおよび、Wacom Oneにバンドルされて出荷が開始されました。アクティベーシ
ョンコードのライセンス期間終了後は、サブスクリプション契約を行うことで継続利用できる形
となっており、将来のサブスクリプション契約の増加が期待されます。
とありますので、先月の株主優待と同様に盛られた数値の可能性も。ただ株主よりは、有料利用する可能性が高いので、有料利用につながる販促施策です。
サブスク売上比率について
10月のサブスク売上は過去最高の47.8%。やはり傾向として3月・6月・9月は低く、それ以外の月は高い。総じて右肩上がりの順調な推移です。
ARRの推移
前月比+65百万円で、2021年4月に続く2番目の伸びとなりました。月間では500万円程度サブスク売上が伸びた、ということですね。ARRは2か月で1億円超のペースで伸びていますので、今期は17億円後半の着地。前年比だと「+70%」の伸長。素晴らしい。
総括
- 新規出荷本数は衰えず
- サブスク契約進捗率は順調に上昇
- サブスク売上比率はハイペースで上昇
- ARRも拡大
順調。非の打ち所がない数値。素晴らしいソフトウェア。安心感に満ち溢れていますwでも、決算は別ですよ。需給とか期待とか、いろいろなものがのっかっていますからね!
続いて来週の株価予想です。
株価予想について
素晴らしい月次と株価はすぐにリンクしません。
週足チャートです。前回決算時(赤枠)は、窓を空けた暴落からの十字線引け。今回も、窓を空けた暴落からの十字線引け。前回決算と同じ動きです。
同じ傾向が続くと想定し、来週は調整(再来週まで調整)を予想します。下値目途は「赤線」の13週移動平均線辺りになるでしょう。まだ積極的に買う場面ではありませんね。買うのは「ちゃんとした陽線」が出てから。高値掴みしないように気を付けましょう!
今週のアトスパニュース
信用買い残が激減中
信用買い残が減少していることは、このブログでも何度もお伝えしていますが、その傾向は継続。2021年で最も少ない水準です。さあ決算暴落の中、高値掴みの人がナンピン信用買いしていないことを祈ります。
最後に。決算が終了し、ひと段落しましたね。一時、バークレイが大口購入で盛り上がっていましたが、株価は下落しました。やっぱり短期の動きは読むのは難しいです。私たちにできることは業績のチェックだけ。あとはクリップスタジオに頑張ってもらうしかありません!がんばれセルシス!!
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