2019年2月27日(水)に上場した「ソフトウェア受託開発およびソフトウェア開発にかかわる役務提供」をする企業「東海ソフト」。
東証2部に上場、ということであまり注目度が高くない印象です。そんな東海ソフトは10月3日に第一四半期の決算が発表を予定しています。
今回はこの銘柄で決算ギャンブルすべきかどうか、について書いてみたいと思います。
株価の推移
公募価格1500円
初値2872円 高値2969円からダダ下がりな状態。
7月12日の決算が発表される直前まで上昇を続けていたものの、決算発表後は暴落。その停滞は現在まで続いており、2019年9月13日現在は1728円です。
公募価格は「実力の2割引き」というくらいですから、本来は1800円程度の実力はあるものの株価は低迷をしています。
そこを反映しているからか、チャートからは1700円を節目に下げ渋っているようですね。
さて、次の章では買いか、売りかを判断したいと思います。
買いか売りか?
回答は絶対買い。
有価証券報告書を見てみます。
まずは生産実績。昨年度は前年比112%で成長しています。
注目は受注高と受注残高です。
受注高は113.5%、受注残高は151.7%。ええ、受注残高が151.7%です。これはすごい。
来期の売上は3.9%増を想定していることから、残高通り150%超の売上がでるようでしたら利益も大きく伸びることでしょう。
PER13.8倍ということから、もっと高く評価されてもいいかもしれません。
以上から、東海ソフトは買いだと思います。
注意点もあります
システム会社だけに毎年度3月と9月に売上計上が集中する、ということが有価証券報告書に記載されています。
今回発表される決算は6月~8月の決算となっていることから思ったより、受注残高ほどの売上を期待できない可能性がありますね。
したがって決算ギャンブルすべきかどうか、ということに不安を感じる点はありますが長期的には大きく飛躍する可能性がある企業だといえます。
今の値段なら下値は知れています。大きく期待したいと思います。
【更新】決算が発表されました!
完全的中でしょう。
決算発表翌日は一時ストップ高。その翌日もGU。
1800円で買っていれば最低でも20%は取れています。
決算ギャンブル成功です。