決算は織り込み済み?
すでに9月の月次発表から、「売上19.5~6億円前後」であることは織り込み済みです。営業利益も過去の経緯から「4億円~5億円」でしょう。ほぼ「ですよね!」を確認する場になると想定され、決算発表にサプライズは無いと思われます。(10月以降は私の予想です)
セルシスに残された材料を確認します。
下期の材料を振り返ります。
- 10億円の自社株買い
東証プライムへの市場変更通期業績の修正下期の増配- 中期経営計画と特別損失の計上
- 他社からの資本注入
プライム祝いの増配(NEW)※詳細は下記記事を確認ください
残されたカード:10億円の自社株買いとその先にあるもの
いよいよ注目の「10億円の自社株買い」発表のタイミングが来るのではないでしょうか。株式購入の期間を考慮すると、ちょうど今が発表の好機に見えます。そして、残る材料は「中期経営計画の発表と特別損失の計上」や「他社からの資本注入」があるかどうか。このあたりも、近い未来に動きがあるかもしれません。そもそも、2023年5月に中期経営計画を発表したものの、2024年2月に一旦取り下げています。
事業の立ち上げに伴う先行開発投資フェーズから、運用フェーズに移行するDC3ソリューションの2024年の売上計画は、確実に見込める保守的な水準で見通しておりますが、2024年の実績次第では、2025年以降は、大きく変化する可能性があります。(中略)2023年5月に策定した中期経営計画を見直し、DC3ソリューションを中心に精査が可能になった段階で、改めて中期経営計画を策定する予定です。
と当時発表されていましたが、それから約10か月が経過しました。DC3ソリューションの展望はそろそろ見えてきたのではないでしょうか?
もっとも、「2024年の売上計画は、確実に見込める保守的な水準で見通しております」とされていたものの、実際には「保守的な売上」にようやく届くかどうかのレベル。現実は厳しいです。このまま進むと、DC3ソリューション事業そのものの見直しが入るかもしれませんし、会社の資産価値の再評価と、それに伴う減損損失計上の可能性もあると思います。
となると、タイミング的に考えられるのは「良いニュース」との抱き合わせ戦略。やはり「自社株買い発表」と一緒に何か発表するのがベストですね。そんなシナリオを勝手に妄想していますが、さて、どうなるでしょう?
いやはやサプライズで大企業と資本業務提携(○ニー?)なんてこともあるかもしれません。さぁどうなるか?運命は11月8日です。
中期経営計画で記載してほしいこと
とりあえず「減配しない」方針だけは明示してほしいですね!
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