天井感が漂うセルシス

ちょっと重いですよね?

日々、上場来高値を更新するセルシス。信用買い残も思ったより増えておらず、新規で乗れている人は少なそうです。このまま上昇し続けるのか?自問自答していると天井感が漂う動きを見せています。

こちらは週足。陽線が並ぶ美しいチャートでしたが、ついに出ました十字線。来週以降の動き次第で調整に入る可能性が出てきました。

高値圏で十字線が出現した場合、下落のサインと見られます。十字線とは、ローソク足で始値と終値が同じ値段で、高値に向かって上ヒゲ、安値に向かって下ヒゲが伸びている状態を指します。相場に対する強気と弱気の投資家の力関係が拮抗していることを示し、株価の転換期を示すサインといわれています。

また、日足でも気になる動きが。

10月初旬は上髭がない形の上昇でしたが、最近は長めの上髭が連発しています。これは、上値付近で売りが入っていることを示しているのでしょう。この水準を超えてさらに上昇するためには、もう一つの材料が必要だと考えます。

以上、週足・日足の両方から調整の兆しが見られることをお伝えしました。おそらく、11月8日の決算までは目立った材料がないでしょう。その間、1200円〜1300円のレンジで出来高を伴いながら地盤を固めてほしいところです。

もう一つ気になるのが、出来高の動向です。TOPIXへの参入を見越した買いが入っているように見えますが、想定以上の買いが発生している印象です。当然、買いが入れば売りも出ますが、11月にかけてこの売りを吸収できるかがポイントです。吸収できなければ下落に転じる可能性もあります。一方で、プライム市場への上場をきっかけに新たな大口投資家が買いを入れている可能性も考えられます。

答えが出るのは11月。それまで楽しみに待ちましょう。

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