受注残高。それは将来の打ち上げを約束するもの。受注残高が多くなればなるほど、将来の売り上げが大きくなります。私は「受注残高投資法」で、ほぼ負けなしの成績を収めています。
では具体的に受注残高投資法をご紹介させていただきます。
受注残高投資法とは
やることは簡単です。企業から発表されているIR資料をチェックし、実施することは受注残高が急増している企業の株を買う、これだけでお金持ち・・・というだけではありません。いくつかチェックポイントがあります。
受注残高の増え方をチェック
受注残高の増加には、「受注高の増加」もしくは「受注消化の遅れ」いずれか。もちろんチェックすべきは前者の「受注高の増加」している企業をチェック!
決算短信じゃ不足・・・
決算短信は投資家全てが注目する情報のため、掲載されている内容は全ての投資家が知っている前提だと認識したほうが良いです。決算マタギをすると、悪魔の「織り込み済み」が発動し暴落します。
チェックすべきは「有価証券報告書」です。概ね決算短信発表の翌月に発表され、決算短信より詳しい経営状態が記載されている資料です。いくつかの企業では、決算短信にはなかった受注残高が掲載されていることがあります。これがサプライズになる要因です。
有価証券報告書でも受注残高は毎四半期掲載はありません。主に本決算後に発表されるものを確認しましょう。
最後にチェック
企業によっては受注残高のわりに、売上の方が圧倒的に多い場合があります。これは受注残高に関わる事業以外で売り上げを立てていることになります。「受注残高投資法」は受注残高と売上が密接な関係にある企業にのみ適用される投資法です。必ず投資対象かチェックしてください!
具体的なやり方
・有価キャッチャーで受注残高を全文検索
・受注残高が増加している企業をさがす
・前期、前々期の有価証券報告書も確認、増加している理由をチェック
・該当企業の決算短信をチェックし、受注残高の記載がないことを確認
・気になる内容はIRに確認。期待を確信に変える。
・株を買う
とても地道な作業ですが、当たればストップ高2連荘くらいはあり得ます。決算マタギを宗教的な理由でできない方は、発表当日の後場で売ればOK。決算当日が近づくにつれて株価は徐々に上がりだすものです。
2019年夏の期待企業
★アネスト岩田
★内海造船
★東邦金属
★ニレコ
★国際計器
★テスク
★DNAチップ研究所
★図研エルミック
★日本信号 ◎
★エスティック