【自分任せか他人任せ】転職エージェントの上手な使い方

転職エージェント
ロタ
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エージェントってなんかカッコいい。でも本当は下手な鉄砲も数うちゃ当たる的な発想じゃないかな?

 

転職の味方?転職サイトやエージェントに登録

転職活動を始めると、真っ先に行うのは「転職サイト・転職エージェント」の登録。とりあえず転職活動やった感を感じられます。一般的に登録するサイトは「リクナビネクスト」とか「エン転職」とかでしょうか。

登録していくと、「色々面倒だなぁ」「そこまで決まってないよ」という項目がすぐに訪れます。でもどんどん入力をするわけです。知らないうちに転職エージェントにも登録されている場合もあります。※知らないうち、というのは個人の同意の上で認識していないうちに、という意味ですので。で、この二つって何が違うの?

サービスの費用発生地点が異なるんです!

簡単に言うと

転職サイト(リクナビネクスト、エン転職、グリーンなど)

掲載課金型:いわゆる求人広告。タウンワークみたいなもので、掲載するとお金がかかります。どれくらい応募が来ても、マッチングしても費用は変わりません。ただ、目立たたせる(メルマガ、バナー掲載など)ためにはお金がかかります。でも注目されてなんぼ。不人気企業かつ財布の紐が硬すぎると永遠に採用できないケースも。だからあま~い言葉で求人を書いてきます。この点はまた別の機会に。

転職エージェント(リクルートエージェント・エンエージェントなど)

成功報酬型→転職が成立してから費用が発生します。要はマッチングしたらお金が発生。マッチングさせるために、サイトの担当さんがついてコミュニケーションをします。逆に言うと、マッチングしないとお金にはならないので、どれだけ一生懸命やっても報われないケースも多数。ですので、担当者に「こいつダメだ」と思われると、一気に冷たくされてしまいます。私もそういうエージェント、何人も出会いました。その分、マッチングすれば年収の10%~30%の手数料が入ります。

エージェントも人間です。売れそうな人を中心にやるでしょう。サービスを併用していることはエージェントも知っているはず。他を使ってないなんて嘘をつく必要はありませんよ。相手もわかってますからね。

ロタ
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見ず知らずの人の転職を支援して報酬がもらえないケースもある。現実的には流れ作業だと思いますよ。

エージェントとサイト、どっちに登録すればいいの?

断言しましょう。エージェントだけでいいと思います。転職するにあたって、志望企業の軸が決まってますか?多くの人が決まっていないと思います。掲載型の企業ですと、うまく検索しないと希望の会社に出会えない可能性があります。検索できないのに、掲載課金型のサイトは危険でしょう。

もし特定の志望企業があれば企業の採用情報を見れば良いわけです。企業サイト経由であれば紹介料はかかりません。企業もうれしい、転職サイトからのうるさい電話やメール攻撃は来ません。でも、志望企業が一社なんてことはないでしょう。

だから、まずはエージェントに選択肢を絞ってもらって、そこから比較するのが楽です。現実的に行きましょう。30社くらい見ると、行きたい会社のぼんやりとしたイメージや、行きたくない会社のイメージも湧くと思います。

そして、今は公に言われなくなりましたが「非公開求人」があるのも事実。企業の採用情報欄には載せられない(周知できない)情報もあるわけです。採用情報に乗せる、ということは新しいプロジェクトだったり、抜けてはいけない人が退職した関係で重要なポジションが空席になったりしていることをライバル企業に晒すことになります。ですのでエージェントには登録したほうがいいと思います。

エージェントは「あなたの希望にあった求人」「企業の希望にあった求人」「採用されそうな求人」を紹介してくれるでしょう。この割合やバランスが、エージェント満足度の違いになると思います。

本当は自分の行きたい会社で行きたい職種の募集を探すのが良い。自分本位の転職。

でも現実は自分の頭は整理されていない(=言語化されていない)。だから他人(=エージェント)を使う。「エージェントをうまく使う」なんてことはあり得ない。だってエージェントにとって見たらあなたは、報酬が発生しない「単なるモノ」だから。だから検索機能としてエージェントを使ええ、ということです。